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動画販売|【荒野塾・雑談篇Vol.11】クリントイーストウッド映画に描かれる「社会が許さぬ愛」と「神が許す愛」とは|宮台真司・阪田晃一

動画販売|【荒野塾・雑談篇Vol.11】クリントイーストウッド映画に描かれる「社会が許さぬ愛」と「神が許す愛」とは|宮台真司・阪田晃一

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体験デザイン研究所・風の谷、宮台真司荒野塾雑談篇
※ライブ配信は無料。その後冒頭20分無料配信で、全編は販売予定。

【雑談篇Vol11】取り上げる映画はクリント・イーストウッド『マディソン郡の橋』。適切性を超えた恋愛が描かれている。イーストウッド最新作『陪審員No.02』は、マディソン郡で中心に描かれていた愛が周辺に描かれ、ベンヤミンの言葉「もはや青い花の夢をそのまま見ることはできない」現代社会を憂い、勇気を出せと僕たちを鼓舞する。

『陪審員No02』は明らかに『怒れる12人の男たち』へのオマージュだ。映画史において重要な映画であり、推定無罪の原則を貫くアメリカ史上も重要な映画『怒れる12人の男たち』では、ある一人の男によって正義が貫かれる。陪審員があくまでジャッジを下すのは「有罪か、有罪とは言えないか」。決して容疑者が「無罪」であることを証明することではない。

人間は生まれながらにして罪深い存在であると言う、イエス信仰の真髄があります。

『陪審員No.02』では、『怒れる〜』では十分に描かれない「正義を完徹しようとする存在の実存的な理由」が丹念に描写されます。そして主人公が乗る車はなんと"TOYOTA"。社会の不正義が放免され、神の正義が断罪される。そんな腐った社会に生きていることを突きつける、イーストウッド渾身の作品について、社会学者・映画批評家宮台真司とキャンプディレクター阪田晃一の雑談篇。

さらに2006年渡辺あや原作・脚本・監督作品の『懲戒免職』も取り上げて、愛について議論しています。

【雑談篇とは?】
宮台真司が手掛ける3つの私塾「思想塾」「荒野塾」「界隈塾」のうち、「荒野塾」は大学の講義を基調としたもの。「社会意識と社会構造」と「社会学原論」の講義に加えいくつかの集中講義、さまざまな学問を網羅した「社会学ゼミ」が展開されている。もちろん、根を詰めて聴講し、考えるのもいいが、ざっくばらんな語りに触れるのも良い。むしろざっくばらんな語りの方が、厳密性に後ろ髪を引っ張られないから、話者も気軽に話せる。聞いている方も、あんまりかしこまったことを当てにしなくていいから、ひらめきに繋がる。ヘルマン・ヘッセは「あてどないさすらい」こそ、人生の甘味を味わう唯一の道だと謳った。雑談篇の収録前は、話者たちはたくさんの本を読み、映画を見て、議論する。そしてそれからざっくばらんに話をする。だから内容が雑談なのでは無くて、話し方が雑談なのだ。オープンダイヤログとも言う。お楽しみに!

現在ご覧になれるアーカイブ集(各話有料でアーカイブを販売しています)
https://shop.erhemos.org/

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